おしゃれな人は黒に依存も拒絶もしない

こんにちは!ルノンキュルのりんごです。

 

一番難しい色だなと思うのは、黒。

多くの人が万能カラーと思ってますけど、

決してそうではない。

 

あなたは黒、好きですか?

 

パーソナルカラーがウィンターであっても

黒は似合わないって人が多い。

それくらい黒を難なく着こなせる人は

少ないです。

しかし、黒はほかの色にはない

魅力や役割があり、

どんな人も、黒を使わずに毎日のコーデをするのは

現実的ではないです。

 

(ウィンターだから黒を着ろ、

ウィンター以外は黒を着るな、

と言うカラリストがいたら、

聞く必要はありません)

 

さて、どうしましょう。

 

自分の持ち味と黒との相性を知って、

デザインや素材や面積で調整すること。

自分にとっての「ポストブラック」を知ること。

(例、ネイビー、チャコールグレー、など)

これしかありません。

何が何でも避けるのも、安易に使うのも

どちらもよろしくはありません。

 

実際、ブラック依存症の人の多いこと。

全身黒、毎日黒、家族全員黒みたいな

人もよく見かけます。

好きとか似合っているというよりは、

精神的なものか、ビジュアル的なものか、

何かしらを黒で補ってるように見えます。

 

・着痩せ効果(半分間違い)

・コーデが楽、無難(半分間違い)

・大人っぽさ、セレブ感、モード感、威圧感、アーティスト感

 (人によっては出せない)

などなど。

 

黒のメリットを享受することを否定はしません。

ですが、もし内心、

好きでも似合いもしない黒を着ることに

疑問を抱いているのであれば、

是非一度診断を受けることをおすすめします。

黒はあなたが思っているほど

万能でも無難でもありません。

 

 

 

先日お越しになったお客様のお話。

カラーやスタイリングは他で何度か受けています。

その結果、

スプリングでストレートと自己認識しています。

しかし、カウンセリングをしてみると、

ご自分でも理由が不明ながら、

実際に着るものは黒が多い。

 

スプリングの診断は間違いで、

実はウィンターなのか。

似合っていないのはわかっていても、

黒で何かを補っているのか。

どちらかかな、と思いながら

診断を始めました。

 

診断してみると、結果、

スプリングではなくオータムなのでした。

スプリングのように明朗で若々しいというよりも、

大人っぽさとアンニュイさが強い。

スプリングでは軽すぎるのを

黒で重めに調整していたのでした。

この理屈にはご本人も納得です。

 

ですから、スプリングと思い込んでいた

この方にとって、対処法としては

理にかなっていたわけですね。

間違っていたのはカラリストの診断でした。

 

もう一つ。

パーソナルデザインが

ロマンスタイプの人の場合、

パーソナルカラーに関係なく、

黒で妖艶さが増すという効果があります。

 

この方はロマンスタイプでした。

それはご存じではなかったけれど、

セクシーさが自分の魅力であることは

ちゃんと認識していらっしゃいました。

 

カラリストの誤診にもかかわらず、

ご自分の本質をよくわかっていて、

黒で調整ができていたという点は

素晴らしいと言えます。

 

黒の調理法とはそういうもの。

毛嫌いでも依存でもなく、

自分の良さに沿った役割を

与えてあげることです。

 

診断でオータムと分かった今後は、

こっくり落ち着いた秋色の

シンプルワンピース、

それに革ジャンなどの

辛口フェミニンをおすすめしました。

黒の小物やボトムも辛口を出すのに

うまく役に立ってくれるでしょう。

 

 

 

自分をもっと好きになる、視点が変わる、

人ととの関係が変わる。

マニュアルにもコンプレックスにも縛られないで

   りんご考

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