こんにちは！ルノンキュルのりんごです。
先日51歳になりました。
50代という響きにも慣れ
私の周りには素敵な先輩が多いので、
安心して着々と歳を重ねております。
さて、加齢と身なりについて。
40代以降のお客様は大きく2つに分かれます。
歳を取るほどに、
着るものやヘアメイク、
お肌の手入れや体型維持などに
若い頃より気を配る人と、
だんだん気を配らなくなる人。
あなたはどっちですか。
やりすぎればイタイ、
手抜きすればキタナイ。
どちらも怖いですね。
パーソナルカラータイプと
骨格タイプと、
体格・顔立ち・肌質を見れば、
数十年後にどういう年のとり方をするかは
ほぼわかります。
おばあちゃんになっても
きちんとメイクで頑張ってる服が
いいタイプと
ナチュラルでいるほうが美しく見えるタイプは
確実に分かれます。
老けるスピードもタイプによって違います。
例えば私の場合、
パーソナルカラーオータムなので
一生を通じて大人っぽさが変化しないタイプ。
骨格ナチュラルで背が高くて痩せているので、
白髪やシワによって貧相とか所帯じみにくい。
その分可愛さからは遠ざかって
中性的になっていく。
虹彩の色が薄いので、透明感と
エキゾチックさは増す。
皮膚が薄くて顔の凹凸が大きいので、
老け顔にはなりやすいが、
たるみは目立ちにくい。
結果的に見せ方の方向として、
ナチュラルに中性的なラフさに持っていくか、
メイクしっかりに服も個性的なもので
欧米人ぽさを強調するか、
どちらか。
ご自分の老け方、
是非知っておかれたし。
先生、
この小じわが増えてまぶたも垂れて、
二重の幅もなくなった目に
アイシャドウ塗っても
意味なくないですか？
そうおっしゃるお客様は多い。
そうかもしれません。
でも私には、あなたには見えない
シャドウの微妙な色も、
目を伏せたときのラインも
ちゃんとはっきり見えますよ。
ほんのちょっとのことですが
丁寧にメイクしている
きちんとした女性に見えます。
見えにくい丁寧さこそが
とても美しく映る年齢です。
キチンと仕上げるか、
ナチュラルに仕上げるか、
どちらにしても決めてやること。
ナチュラルと
なんとなく手を抜くことは
全く違うのだということは
わかっておいてください。
とお答えします。
古着、アンティーク、蚤の市
リサイクルショップ、大好きな私ですが、
よく思うのは
「ボロとヴィンテージの違いはなにか」
劣化と熟成、
価値の減少と付加、
と言ってもいいかもしれません。
導き出した結論は
買うとき、使っている間に
持ち主の愛情があったかどうか
ではないかと思います。
要るから買ったのではなく、
惚れて買った、
そして大切にした。
丁寧さ、こだわりがある。
すると時間は味方になる。
いい味が出てくる。
一方、必要ってだけで買った物には
時間は敵でしかありません。
ボロくなっていくだけです。
人も同じな気がします。
なんとなく歳を取っちゃった人と
自分でこうありたいと思って
こだわりを持って努力してきた人とでは
魅力の深みが違います。
ですから、
ナチュラルと放置は
ぱっと見が同じであっても
全く別のもの。
時間が経つほどに差が出てきます。
（そもそも「ナチュラル」は
狙ってやるものですからね）
年の取り方に正解はないし、
人がどう思うかを気にしてばかりも
つまらない。
自分がどう歳を取るか、
ちゃんと決めないと。
さて、
どんなおばあちゃんになりましょうか。
それが決まれば、
シワや白髪も
自分だけのヴィンテージになってくれる。
そんな気がしてワクワクします。
自分をもっと好きになる、視点が変わる、
人との関係が変わる
時間の魔法はお金じゃ買えません
りんご考
