「たんすの肥やし」斬ります

こんにちは!
ルノンキュルのりんごです。

 

コンサルティングやセミナーで

好評かつ盛り上がるのが
「たんすの肥やし斬り」
つまり買ったけど使っていないものを
持ってきていただいて、
なぜそれが実際に使えないのか、
そのかたの何と相性が悪いのかを
分析・ご説明することです。

 

最後には肥やしの交換会に

なったりもしますけどね。

 

色、シルエット、素材、柄、トータルイメージ、
あるいはそのものは悪くないけど、
単に合わせ方や使い方などだったり、

使えない原因はいろいろ。

 

これは私にもとても勉強になるのです。

「やっちゃった」お買い物には
人の癖や心理が
よーく見えるから。

 

自分をどれだけ知っているかと、
どうなりたいか、
これがばっちり表れます。

 

失敗の原因はどれももちろん
「ご自分のタイプをわかってない」
これに尽きます。

 

しかしそれ以外に
微妙に絡んでくるややこしいやつが
「一度でいいからこういうカッコをしてみたい」
という憧れです。

「一度でいいから」ってことは
潜在的には
「自分はこういうタイプではない」と
知ってるわけです。
すでに何度か失敗を経験済だったりする。

 

なのに買っちゃうんですねー。

 

ないものねだりなんです。
かわいい
大人っぽい
清楚
クール
ナチュラル
しっかりしている
自分にないからこそ憧れる。

そしてそれを着るもので補おうとする。

 

確かに自分のイメージ操作は

多かれ少なかれやんなきゃいけない。

ていうかできなきゃ困ります。
誰にも「自分をこう見せたい」という
目指すイメージや

シチュエーションはありますし、
コンサルタントの私が

その方向性を知らないまま行う

コンサルというのは
根本的に無意味なものになってしまいます。

 

ただしイメージを目指すとき、

みなさんが忘れがちな大事なこと。

このイメージ操作は
「自分の守備範囲の範疇から

出ないようにする」

これが大原則です。

 

守備範囲を考えず、

あるイメージだけを目指して

やみくもに身に着けると、

チグハグ、違和感
それがまず第一印象として強く出てしまいます。

 

だからよしんば

目指すイメージに近くなったとしても

絶対

垢抜けもしないし素敵にもなりません。

本末転倒。

 

辛いときは砂糖を入れる、
あっさりしているときはバターを入れる、
物足りないときはカレー粉を入れる。
素材も仕上がりも加味せず
どんな料理にも同じものを補足する。
そんなことする人はいませんね。
料理に合った素材を生かす方法で
調整しますよね。

 

あなたという料理のレシピは

まず素材とトータルイメージを考慮して、

味見をしながら、

あなたに合った調味料で

仕上げてくださいね。

 

 

今年も一年

ブログをお読み下さった方、

コンサルティングやセミナーにお越しくださった方、

本当にありがとうございました。

また来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

自分をもっと好きになる、視点が変わる、

人との関係が変わる

こやしを斬ればすっきりとした一年になりますよ

 

 

 

   りんご考

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