こんにちは!
ルノンキュルのりんごです。
さて、
前回のトレンドカラーに続き、
ファッションイメージと
アイテムのディテールのトレンドです。
大きな流れとしては
春夏のテーマ
「70年代」はそのまま続行。
レトロ、ヒッピー、ボヘミアンといった
ファッションイメージが柱になります。
色は前回カラー編でお伝えしましたとおり、
素材としてはスウェード、ファー、
柄はハッキリとして大きめ、
スタイルのシルエットも大きめで、
構築的でないゆるいもの、
という傾向です。
ヘアやメイクも作りこまない
ナチュラルなものが主流。
パーソナルカラーで言うとオータムさん、
骨格タイプで言うとNATURALさん、
ど真ん中ですね。
では目に留まったトレンド傾向
一つずつご紹介していきましょう。
++ボヘミアン・フォークロア++
フラワー、
パッチワーク、
レース、フリンジ、
など下記で具体的に取り上げるモチーフの
多くがこのボヘミアン、フォークロアから
派生したものばかり。
素朴で、懐かしいイメージです。
ひらひらやデコラティブなものが
苦手な方は、小物から取り入れましょう。
++フラワー++
まず
フォークロアの流れを汲んだ
刺繍やレースなど半立体の
クラフトっぽいフラワーモチーフ。
そして
シルクっぽい光沢生地に
赤や黒が効いた
シノワズリー(中国風)フラワー。
味付けはどこかガーリーですね。
そしてややクラシックなレトロ調。
この3つが多く出ています。
日本人にはやや大胆なので、
イメージはこのままに
モチーフは小~中サイズになって
流行るのではないかと予想します。
++パッチワーク++
パッチワークキルトや
ツギ当てのように
やはりクラフト的なものがイケてます。
異素材同士の組み合わせや
立体感が冬らしいですね。
ある意味「ボロさ」を楽しむので
苦手な人は超苦手なテイスト。
その場合はハイゲージニットとレザーなど、
キレイめなもの同士を
ごちゃごちゃさせず
スマートに組み合わせるのがオススメ。
++マキシ丈アウター++
春夏のマキシカーデやマキシジレに続き、
冬のアウターも丈は長めです。
しかも増々長くなってますね。
下に持ってくるボトムスは
マイクロミニもありますけど、
今季の特徴は太めパンツ。
ボリューミーなパンツに
長いコートを合わせるっていう
重め三角形シルエットが主流です。
靴もボリューミー傾向ですしね。
背の低い人がこういう
下重心なシルエット着こなすには
髪をくくる、帽子を被る、など
高い位置にもポイントを持ってくることで
上に視線を向けるのがコツ。
++ケープ++
構築的でないアイテムの代表。
襟のあるなし、
シンメトリーとアシンメトリーで
すいぶん雰囲気も違います。
ただ、ケープは
体に沿わない分
体型はわかりにくくなるものの、
ボリュームが出ます。
ボリュームの出る位置は
ケープの長さと素材で調整できますから、
ご自分の体型に合わせて
着膨れして見えないものを選びましょう。
++ジオメトリック柄++
これも70年代のサイケの流れから。
サイケ柄では色使いがエッジが効いたもの
同士や白黒の組み合わせが
増えてきますので、
今季トレンドのくすんだカラーが苦手な
ウィンターさん、スプリングさんは
活用されるといいと思います。
++カラーブロック++
ジオメ柄やパッチワークの中間的に
カラーブロックも多かったです。
下段中央のMARNIのように
カラーブロック柄ではないのですが、
パーツブロックを意識した
配色や面積のアイテム使いも
多く見られました。
こういう着こなしなら
手持ちのものでもできますね。
ここで一つ豆知識。
ビビッドカラーがお得意の方は
使う色数を少なく、
くすんだカラーがお得意の方は
色数を多く、がコツです。
これはカラーブロックに限らず
どの柄でも共通です。
例えばチェックで言うと
色数が少ないのは
ギンガムチェック(2色で織られている)や
ウインドウペンチェック、
多いのはタータンチェックやマドラスチェック。
ね?身に覚えあるのでは?
++ボウタイブラウスとプリーツスカート++
レトロアイテムとして
流行の匂いがするのが
ボウタイブラウスと
プリーツスカート。
私が勝手に
「ダサ上品」と呼んでいるジャンルですが、
とてもオシャレでトンガってるんだけど
奥ゆかしい女性らしさが全面に出ます。
ただ本当にただダサく終わらないように、
Gジャンの時と同じね、
ヘアメイクと小物が大事になってきますね。
++レーシー++
レースやアイレットで全面に
肌が透けて見える
官能的なワンピースも健在です。
ここ数年は基本的に
自立した女性の強さというより
もともと持っているしなやかさや
曲線美をこのように
表現したものが多いですね。
ただ昨年以前のシフォンなどの
ふんわりニュアンスの透け感ではなく
フラワーモチーフなど
ハッキリと柄の出るもの、
手で編んだり繋いだりしたような、
立体感と存在感のある透け方になってます。
++ファーのパーツ使い++
中国のラビットファーのほうが
フェイクファーよりも
コスト安いんです。
だから今年も
バッグやポケットやチャームの
防寒の役目果たしてないところのファーも
リアルファーが多く
出回ることになると思います。
Fur Free Allianceってご存知でしょうか?
世界中でリアルファーを使わないと
宣言しているブランドに与えられる証明です。
今年はHUGO BOSSも加わったそうです。
どうしてもリアルファーじゃないとヤダ、
って人はともかく、
そうでなければ、
ちょっとファーについても
購入前に考えてみてください。
http://www.java-animal.org/topics/category/fur/
我が家のウサギの抜け毛を眺めながら思う。
すみません、
ファッションレポートになってませんでした。
早めに秋冬トレンド知っとくと、
プライスダウンした
夏物を買うときの参考になります。
秋にシフトできるもの買っとくほうがお得です。
今年のクリスマスコーデ、とか
不要かもしれない妄想も
楽しめます。
まだあと3ヶ月は暑いですが、
モリモリ食べて、体動かして、
いいボディで秋ファッションに備える!
そのモチベーションのためにもね。
自分をもっと好きになる、視点が変わる、
人との関係が変わる
ゆるいシルエットが流行るとわかってても、です